












What’s KAIKOU?
Concept Words
「新潟市をフィールドに
まちで遊び、まちで学ぶ。」

2025年もにいがたまちあそび学校 KAIKOU!が開校します。
KAIKOU!では新潟市内で活躍するプレイヤーが企画する講座のなかで
まちを知る/学ぶ/体験する (= まちあそび)
すなわち、まちの楽しみ方をお届けしていきます。
新潟市内で暮らす/働く/過ごす若者たちがたまに集い
仕事でもプライベートでもない、さまざまな出会いを通して
参加者の日々が少し豊かになることを目指しています。
例えば
天気がいい日には、やすらぎ堤でぼんやりできること。
仕事終わり、立ち寄る日本海の夕陽に感動できること。
お気に入りの定食屋のご飯が今日もおいしいこと。
道端ですれ違った顔見知りと、挨拶を交わせたこと。
週末には、スタジアムであの歓声の一員になれること。
疲れた日には、ふらりと温泉を頼れること。
KAIKOU!は
確かにこのまちにある豊かさを共に見つける、まちの学校です。
新潟市のまちなかで
暮らす・働く・過ごす
若者がすすんで
選択ができるように。

Join the course!
講座に参加するには、イベント情報ページよりお申込みください。
KAIKOU!では、会員・学生登録や入学金は必要ありません。
毎月開催されるさまざまなKAIKOU!講座に参加して、まちで遊びましょう!

What’s communicator?
いま、新潟市都心で活躍する6名の
〈コミュニケーター〉が、
それぞれの拠点で開催される講座をプロデュース。
コミュニケーターたちはそれぞれ
「人と人をつなぐ交流」
「活発なコミュニケーション」
「編集力」
「企画力」など
あらゆる強みを生かして企画する講座を通して、
参加者のまちあそびを全力で伴走していきます。
*コミュニケーター:KAIKOU!では「〇〇と人をつなぐ役、
コミュニケーションを円滑に進める人」と定義します。

上古町の百年長屋SAN 副館長/合同会社踊り場 代表
金澤 李花子
鎌倉市生まれ、新潟市育ち。
新潟市上古町商店街の複合施設〈SAN〉の副館長として活動中。都内大学卒業後、雑誌『TOKYO GRAFFITI』編集・ディレクションを経験したのち、広告プロダクションにて企業や自治体のクリエイティブ制作業務に携わる。2021年9月、古町に複合施設〈SAN〉を立ち上げるため10年ぶりに新潟市へUターン。企業や自治体のメディア編集業務や情報発信サポート等を行いながらSANを企画運営、新潟古町の未来を明るく想像できるような場づくりを目指す。新潟ローカルガイド『新潟古町100選』編集担当。

合同会社Flags Niigata 代表
後藤 寛勝
1994年新潟市出身。中央大学卒。在学中に起業し、地域特化型の政治教育カリキュラムを九州・東海地方で事業化。2017年博報堂DYメディアパートナーズグループへ。地域の食と観光を切り口にした高単価・高付加価値コンテンツの事業開発や企業広告・映像を中心としたメディアコンテンツ制作に従事。2020年に新潟出身の20-30代をつなぐオンラインコミュニティ『Flags Niigata』を設立。2021年にUターン。現在1000名が参加するコミュニティを軸に、企業・自治体の課題解決につながる企画・PR・映像制作・リノベーション・企業誘致事業を展開。共著書に『18歳からの選択』。『ABEMA Prime』レギュラーコメンテーター。

NIIGATAマイプロジェクト☆LABO事務局
木村 有希
1992年生まれ。新潟県新潟市西区出身。18歳までを新潟で過ごし、関西の大学に進学。在学中にフィンランドで1年間現地の教育福祉システムを学ぶ。卒業後、大阪府立高校にて英語教員として3年間勤務。学校教育自体や自分の社会経験・キャリア経験の狭さに疑問を持ち退職。その後、新潟にUターン。地元の中小企業にて海外営業職に就きながら、教育関連のNPO法人や様々な学校教育に関わる団体と活動をする。現在は、フリーランスとして学校や先生たちの様々な側面でのサポートを生業としている。趣味はモルック。夢は2つ。学校の先生のキャリアや生き方をもっと多様にし、あらゆる人が学校教育に関われるような環境をつくること。モルックの世界大会を新潟で開催すること。

株式会社DERTA コミュニティマネージャー
齋藤 華
群馬県前橋市出身。新潟県立大学子ども学科卒業。
大学進学を機に新潟に移住し、新卒で新潟の印刷会社に入社。営業や、自社オウンドメディアの運用、ライティング・編集業務を行う。2022年5月、株式会社DERTAにジョイン。DERTAではコミュニティマネージャーとして、コミュニティ設計・運営やイベント企画・運営を担当する。またサービスデザインを軸としたプロジェクトマネジメント業務、広報にも携わる。

Studio Haru代表/トレーナー
古川 春平
トレーナー養成大学及びパーソナルトレーナー養成専門学校を卒業後、新潟市内の整形外科クリニックに付属したメディカルフィットネスに入職。“Exercise is Medicine(運動は薬である)“という言葉を信念にドクターや理学療法士と連携をしながら怪我から復帰するオリンピアンアスリート(アルビレックス新潟選手等)から一般の運動初心者の方までさまざまな運動指導のバリエーションを経験。
2020年からフリーランストレーナーとして活動、2022年11月Studio Haru開業。

株式会社トークパス代表/フリーアナウンサー
開志専門職大学 非常勤講師
大島 巧
1999年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、2021年TeNYテレビ新潟入社。情報番組「新潟一番」MC・リポーター、スポーツ実況等を担当。成長戦略室(旧社長室)との兼務も経験し、新規事業の創出にも携わる。2024年に同局を退職。現在は採用・広報のための映像制作事業とメディア事業を展開。

NIINO コミュニティマネージャー
阿部 瑞姫
1997年秋田県仙北市出身。新潟大学人文学部卒業。
大学進学を機に新潟に移住。新卒で不動産会社に就職し、中古住宅の買取、リフォーム、販売の営業として一気通貫した業務に従事。2023年11月株式会社イードアへ転職。新潟県最大級のイノベーション施設「NINNO」にオフィスを構え、行政事業運営、新潟県DX推進プラットフォームホームページの運営、新規事業立ち上げ支援等を行う。イードア新潟支社では「地域×イノベーション」を基軸としたコンサルティング事業を行う。地域の自治体/企業様の課題解決のため、既存のコンサルティング概念の枠を超えた支援を展開。

株式会社リビタ ローカルコーディネーター
原田 智子
北海道札幌市出身。
旅好きが高じていろいろな土地を旅をしながら仕事をするうちに、国内外からバックパッカーが集まるゲストハウスのマネージャーを務める。その後地域密着型ホテルの求人を見つけたことがきっかけで株式会社リビタに入社。LYURO東京清澄の立ち上げや、地域人材の発掘、THE SHARE HOTELSの支配人としてホテル運営を経たのちに、現在所属する地域連携事業部へ異動。2020年9月からは新潟駅南口にあるシェア型複合スペースMOYORe:のコミュニケーションマネージャーとしてイベント企画を推進しながら、あそぶ・まなぶ・はたらくを実践中。2021年12月、新潟市へ移住。

How’s KAIKOU?
KAIKOU!では年12回の講座を予定しています。全ての講座を受けるもよし。
1講座ごとイベント感覚で気になる講座を申込むことができます。
入学金はかかりません。①②③で1講座です。

対面で講座を開催します。座学やワークショップ、
フィールドワークなど講座によってさまざま!


講座終了後、講師・生徒・コミュニケーターの
交流の時間があります。


講座の振り返りと参加者の近況を
シェアする機会を設けます。

Let’s KAIKOU?
この音には
6つの意味が
あります。

Why KAIKOU?




KAIKOU!は、
新潟市役所・新潟日報社・新潟商工会議所で構成したKAIKOU!実行委員会と
地域で活躍する6名のローカルプレイヤーによって企画運営されています。
初年度の「KAIKOU!2024」の立ち上げにあたって
その発起人である3名にKAIKOU!の経緯や想いについてインタビューしました。

1KAIKOU!の立ち上げについて、教えてください。

きっかけは新潟都心が大きく変わるタイミングで始まった「にいがた2km」のまちづくりです。新潟駅、万代、万代島、古町を含む周辺エリアを「次の世代も希望の持てる新潟」とするため様々な取り組みが行われています。僕はスタート当時は担当ではなかったのですが、行政という立場でなく、個人レベルでなにか出来ないかと考え「にいがた2km未来会議」を民間の知り合いと立ち上げました。前向きな行政職員と、SANの金澤さんをはじめとする民間側のプレイヤーのみなさんに声をかけ、まちについてみんなで語る会を月に一回ペースで約1年取り組んでいました。そのときに新潟日報社の小見さんも個人で参加してくれたんです。そのなかで、はじめて会った多様な人たちが議論すると、にいがた2kmから新しいものが生まれる感覚がちゃんとあって、これがやっぱりまちなかの良さ、都市のあるべき姿なんじゃないかなって思いました。

僕は以前長岡支社にいた頃に、長岡の若者に集まってもらい、ワークショップ等を行う「ながおかニュージェネプロジェクト」を実施していました。その時に若い世代同士の横のつながりって大切だな、と感じていました。そのあと新潟本社に戻ってから稲葉さんのお誘いで「未来会議」に出たとき、金澤さんや若いプレイヤーがすでに活躍しつつある土壌を見て、新潟市でもすごくおもしろい動きもできているんだなと感じたんです。そのなかで僕も「未来会議」が公的にやれるともっと広がるかなと思っていたので、稲葉さんから相談を受けたときに、いろんな人と繋がって地域を盛り上げたい!地元新聞社としても何か協力できたらいいなって思いました。

2023年春から僕が「にいがた2km」を推進する課に異動になり、プライベートで自主的にやっていた「未来会議」をそのまま続けるより、オフィシャルにできないかなと思ったんですよね。まず、まちなかで学校のような遊びと学びが一緒にできる場を作れないかと小見さんに相談し、一緒に視察も行きました。でも僕と小見さんだけで作っていくのはちょっと違うと思って。「まちの若いローカルプレイヤーが主役にならないと。プロデュースをお願いするなら金澤さんがいいんじゃないか」っていう話になりました。

私はもっと自分の地元を楽しめるといいなと思ってUターンして、上古町商店街で複合施設「SAN」を始めて3年目になります。いい空気感の場所になっていて、さまざまなお客さんが来てくださるのですが、やっぱり一つの場所、“点”なんですよね。2年くらいやってきて、「SAN」のなかでいい空気を築けるんだけど、広いまちの視点で見たらほかとの“関わりしろ”がもっと欲しい、でも一人ではなかなか難しい。今ある強みだったり、SANだからできることを広げながら、「にいがた2km」エリアのほかのプレイヤーと一緒に取り組むことで、いろんな人がまちの楽しさを伝えられたらいいなっていうのはすごく思いました。

2KAIKOU!では、どんなことが起きるのでしょうか?

僕は「まちなかにいる人たちが楽しんでいるかどうか」ってすごく大事だなと感じていて。 仕事でもプライベートでも、今回のKAIKOU!の立ち上げに関わってくれている人たちはみんなまちを楽しんでるな~と思いながら見ているんですけど、そういう人たちの姿は、学生や若手社会人からはあまり見えてない。だから特に若い人たちは市外へ出ていくし、戻ってこないんだろうなと正直思っていて。対策として新潟の魅力をプロモーションするというよりは、やっぱり同年代が楽しんでいる姿を可視化することが大事なんだろうなと思っていたんですね。KAIKOU!のベースを作ってくれた金澤さんから“もっとこのまちの豊かさを知ってほしい”という話を聞いたときに、とても共感したんです。

KAIKOU!では“まちあそび”という言葉を掲げています。この「あそび」の部分ってとても大切なんだけど、きっと多くの人があそぶとか、余暇に対して罪悪感がありませんか(笑)? 私は、よく用事もなく散歩してみたり夜は一人でも飲みに出かけたりするんですが、そういうあそび=義務じゃない課外活動から日々の豊かさだったり、古町エリアを自分の活動拠点として選ぶ意味を感じています。私はほんの一例ですが、まちで遊ぶことで “豊かさ”や”価値”に気づけるじゃないかと。
KAIKOU!を通じて参加者がまちに出るようになったときに、仕事でもプライベートでもない部分で楽しむことをむしろ誇れるようになってほしい、そんなことを思いました。

「あそび」に対して許容があるまちは、寛容性も高いまちだと思います。寛容性の高いまちには人が集まります。まちなかのいいところって、予期せぬ出会いから新しいことが生まれたりすることだと思うんですよ。そういう機会をつくるためには、なんだかんだ一緒に遊んだりご飯食べたりっていう時間をどれだけつくれるかってことで、 そういう意味ではこのKAIKOU!というアプローチは、良いんじゃないかなと思います。将来のためとか自分の人脈のためだけじゃなくて、ただ単純に「やりたい!」って思える講座をこれから6名のコミュニケーターのみなさんにつくってもらいたいです。

そうですね。人同士の繋がりをつくって、にいがた2kmエリアでそのハブができるってすごく大事ですよね。そこでコミュニケーターや参加者たちが楽しさや豊かさを感じていると、それを見た人が「やっぱり新潟っていいんじゃないか」って感じる人も増えてくると思うので、そういう状態を僕たちでつくっていきたいですね。

3KAIKOU!で、期待することは?

まずは、まちに人が出てきてほしいですね。そして会社だけじゃなくて、それ以外のところでも人が繋がって、それをまたさらに下の世代が見て「なんかいいな」と思ってくれる状態ができれば。最終的にまちの中心に人がコミュニティとして集まっていて、活力になっている“エンジン”みたいなものになっていければいいなと思っています。

そうですね。やっぱりKAIKOU!があることによって、いろんな人が交わるっていうのが、一番の価値かなと思っています。普通に生活していたら出合わない人たちと出会うことで、新しいアイデアだとか自分が気づかなかった価値観に出合っていかないと、これからの時代って生きるのが大変だなと思うんです。 でも、まちにある様々な出合いのきっかけに気付けないとなかなか知り合えないというのは、これだけ若い人が集まっている新潟なのにもったいないなと思って。それを広い意味での“あそぶ”っていうことで解決できたらなって。

このお二人も含めた今回の運営メンバーって、みんなまちが楽しいとか、なんかおもしろいっていうところを体現している人たちだと思っていて、私はそれを教えるんじゃなくて一緒に共有したいというか。参加者には「なんか、このまちって楽しいよね」と言い合えるようになれたら嬉しいですね。 講座の中でまちに出たりまちを知ることで、こんなにおもしろい人たちが自分の住む・働く・過ごす場所にはいるんだっていうことを、より多く気づいてもらえる機会になったらいいなと思っています。

4「KAIKOU!」のネーミングについて、
教えてください。

ターゲットも目的も多様すぎて、この学校を束ねる言葉がなかなかなくて迷走していたので、金澤さんからこの名前が出た時、みんなで「あっ!いいね!」って。遊びに寄せすぎちゃうと、例えばビジネスマンや起業とか考えているような人たちの興味がなくなるかもしれないし、かといって固すぎると、”あそび”の大事さが消えてしまうので、その真ん中っていうのがすごくむずかしかった(笑)。

ターゲットが多様なおかげですごく悩みましたけど、でもそれがこのまちの魅力ですよね。にいがた2kmエリアにはビジネスからカルチャーまで幅広い層がいるっていう距離感で、私はドカルチャー・人情寄りにやらせてもらっていますし(笑)。
「校舎もなく謎の学校なんだけど、でもなんか若者が楽しいまちの学校らしいよ」と若い参加者だけでなく、それを支えるスポンサー企業の皆さんや見守るまちの大人たちにもしっかり意図が伝わるといいなと思って考えました。

「KAIKOU!」もそうですし、「まちあそび学校」っていう言葉もいいですよね。

「カイコウ」っていう言葉を辞書で調べたら、その音にはとてもいい意味があったので、それにあやかったのはすごくあるんですけれども。意味がいっぱいあるということも、このまちの多様性やターゲットの幅広さを表していますね。あとは「今日カイコー行く?」みたいな、日常会話になりたいです。やっぱりオンライン講座じゃなくて「まちなかが舞台」っていうのも、ポイントなので。

5最後に、どんな人に参加してほしいですか?

僕の思い描くペルソナとしては、学生時代の同級生ですかね。まちの活動とかに基本興味なくて「誘うの、ちょっと勇気いるな」みたいな友人が、来てくれて「新潟にも面白いことやっている人いっぱいいるんだなぁ〜」と楽しそうに言ってくれたらとても嬉しいですね。また、大学生もフラットな状態で大人に会えるいい機会なので、ぜひ参加してほしいです。

大学生、来てほしいですね。それが就活目的じゃなくて、例えば「まちなかでランニングする講座あるって聞いたんできました」という講座への興味から、参加者の大人たちと親しくなるとか。
そうそう、KAIKOU!では肩書きを置いてきてほしいですね。学校に入ったら同じ目線の参加者なので、フラットな関係であってほしい。そういう意味でも、コミュニケーターが交流を円滑にできるような空気をつくれるのがいいな。肩書きではなく “KAIKOU!に来た〇〇さん”。なるべく若者が気軽に参加できるような敷居の下げ方はしたいですね〜。
子どもと参加できる会も設けたい!

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